渡月橋

初日を撮る
あけましておめでとうございます。
元日、去年と同様、嵐山まで初日を撮りに行った。朝4時起床、足取り軽く勇躍渡月橋まで行くと、橋の片側だけ異常に混んでいる。去年はせいぜい10人程度しか人がいなかったのだが、今年は200人は下らなかっただろう。どうやら地元の新聞に初日スポットの紹介が載ったためらしい。人の頭が入らぬよう撮るのにひどく難儀した。来年は別の穴場を探さなければ。

2008/01/01

青蓮院

青蓮院門跡
私の心を鎮めてくれる場所の一つが、ベタだが、この青蓮院。繁華街から近いこともあって、よくここでボケっとしている。春先の梅の季節もいいが、新緑の季節が最も似合う場所だと思う。

2008/01/03

祇園白川

ある春の一日
昨晩遅くまでゲームをしていたので、遅寝のつもりで布団の中、ぐだぐだとしてると、日通のおっちゃんに起こされる。Amazonからの荷物。10冊くらいの本が届く。見上げると天気が良い。コートをクリーニングに出してから、届いた本から1冊抜き出し、デジカメを携えて京都へ。祇園と高台寺で八分咲きくらいの桜を撮影。途中焼酎などを買いながら街歩き、小腹が空いたのでマクドでナゲットを頬張りながら本を読む。21:00頃に帰宅、すぐ風呂。風呂上がり、小魚をつまみにお湯割りを呑みながら、XJapanの再結成ライブを観る。それなりに充実した春の一日だった。

2008/03/29

嵐電ライトアップ

桜前線を追いかけて
この日の京都市内は混み方が尋常ではなかった。だいたい毎年4月第一週の休日、京都市内は桜目当ての観光客でごったがえす。ホテルの予約も半年前には埋まるという。天気は良いし、桜もまさに満開。私も矢も盾もたまらず早朝から家を飛び出した。この日廻ったのは背割堤〜護国神社〜宇多野・鳴滝間の嵐電ライトアップ。戦死者が祀られる護国神社から花曇りの京都市内を眺めていると、桜はエロスとタナトスの象徴ではないかと思えてくる。桜は日本人の無意識に何かを訴えかけてくる。

2008/04/05

神戸花鳥園にて

ウインク★
そんな愛想ふりまかれてもアンタにあげるお肉は持ってないのよ。あきらめなさい。

2008/05/03

二条城にて

the curse
以前三脚を倒しカメラを壊して以来、足が遠のいていた二条城へ向かう。カメラがぐしゃ、と壊れたあの時の気分が蘇る。そして嫌な予感は的中したのだった。城内で写真を100枚程撮ったのだが、その間、レンズが引っ込まなくなったこと4回、SDカードへの書込みが全然終わらず電源を引っこ抜いたこと2回。かつてここまで続けざまでトラブルが起こったことなどない。ごく理性的に原因を考えるに、多分徳川慶喜(又はモッくん)の呪いによるものだろう。

2008/06/01

大原三千院

雨の中を縫って
先の土曜日、京都の大原に行ってきた。一年のうちで三千院が一番映えるのは紅葉の季節だが、紫陽花咲き乱れる梅雨時も捨てがたい。しかし、最も印象に残ったのは、雨に濡れそぼったこの苔の絨毯。辺りには青々とした濃密な空気が立ちこめていて、これもまた心のさざ波を鎮めてくれた。

2008/06/25

圓光寺

シーズンオフこそ最大の見頃
京都市内、北の方に圓光寺という、紅葉の頃には大変混み合う寺がある。私もここの紅葉ライトアップを見るため、寒い中小一時間並んだ覚えがある。昨日、近所の丈山寺詩仙堂に行った後、大して期待もせずにここに寄った。ものの見事に人が居ない。参拝客も居なければモギリのおばちゃんすら居ない。そんなわけで本堂の畳の上、庭を眺めながら人目を憚らずごろごろ転がったり匍匐前進したり、挙句には大の字になって熟睡したりしてすっかり癒されてきた。京都の庭園は夏もいいぞ。

2008/07/05

横尾忠則 冒険王

好きという力
兵庫県立美術館の横尾忠則「冒険王」展覧会に行く。横尾さんの展覧会に行くのは過去の「ポスタア藝術」「森羅万象」「横尾byヨコオ」に続いて4回目になる。横尾さんの絵のどこが好きなのか。その発するパワーに惹かれるというのもあるが、(敬意を払いながらも)絵のモチーフに対して、なんでやねん、と思わず突っ込んでしまう要素が満載で、単純に笑えるのだ。過去の著書の数々を読んでいるので、横尾さんの創作姿勢は知っていたが、今回改めて「この人は描くのが好きで好きで仕方なくて、本当にそれが全てなんだ」と感じた。その絵には有象無象の評価者に対し阿るところが何処にもない。仕事でも私生活でも他人の評価を気にしてうじうじと細部を弄る自分が恥ずかしくなる。本当に「好き」なことをしていない証左なのだろう。このような境地を目指すこと、それが幸福へ踏み出す一歩となるように思うのだ。

2008/07/12

兵庫県佐用町

イエローにこんがらがって
姫路から単線の鈍行に乗り、更に1時間強かかる兵庫県の山奥に佐用町という向日葵で町おこしをしているところがある。休耕田に向日葵を植えているらしい。先の土曜日、自宅から3時間弱かけて行った。現地に着くと既に何十台もの観光バスが止まっていてうんざりしたが、なにせあちこち、やけくそのように向日葵の大群落が植わっているので、人はばらけてしまう。写真を撮る分には数時間飽きることがなかった。しかし、観て愉しむだけなら、他に何もない村落だ。倦んでしまうかもしれないが。

2008/07/29

横尾忠則×平野啓一郎

すみません撮影禁止でした
横尾忠則×平野啓一郎トークショーを見るため、再度神戸の美術館に行く。以下話の流れ。「画家宣言の契機となったピカソショックの話」→「客に合わせて芸のレベルを落とす話(世阿弥の例、反応が薄いので軽めの話題に移行する前フリ)」→「ギャラを支払ってくれない業界の話」→「なんだかんだ結構観客を気にしてしまう話」→「ブログで展覧会の評判をチェックする話」→「瀬戸内寂聴さんとの長電話の話(横尾さんが長電話する相手は平野氏と瀬戸内氏くらいらしい)」→「最近横尾さんがビリヤードに御執心な話」→「幽霊遭遇の話(真面目に話すので観客大受け)」→「この対談の後に平野、瀬戸内両氏と会食する話(横尾氏の鱧しゃぶより肉がいいという主張で30分経過)」。これで2時間30分。平野氏がイケメンな上、「北野ファンクラブ」における高田文夫的意味で聞き上手なので、会場の多くを占める40代女性のハートをがっちり掴んだ様子。帰途「早速平野さんの本買わなきゃ」的発言をそこらじゅうで聞いた。

2008/08/09

鳥岩楼の親子丼

西陣・鳥岩楼の親子丼
多分京都で一番有名であろう鳥料理の店と菩提寺が近い、という至福。ご先祖に若干後ろめたさを感じながらも、いつも90%以上はこの親子丼目当てで墓参する。しかし最近、私の中でここの親子丼の味にも少々ダウトがついてきた。どうも数年前に比べて味が安っぽくなってきた気がする。「この世にはもっと旨い親子丼があるはずだッ!」。かくして、至高の親子丼を求める終わりなき旅が始まった。(続く)

2008/08/12

ねこ会議

猫カフェ「ねこ会議」
京都市内で初の猫カフェができたと聞き、はきゅーんなどと言いながら早速飛んでいった。先月に開店したばかりらしい。何よりいいのは立地で、河原町御池はまさに私のホームグラウンドであり、通い詰めるには好適。にゃんこもなかなか上玉揃いで(こういう言い方はなんか風俗っぽい)、人懐っこい(ビーフジャーキー目当てで甘えてくる)子猫も多く、さぞかし私もだらしない顔をしていただろう。店員さんの話では最近になってぼちぼち客が増えてきたらしく、この日も7、8人くらいは常時いた。猫カフェブームに乗っかっただけという殺伐感がなく、猫に対する愛情が感じられた店だけに、適度に収益はあげてほしい。むちゃくちゃ流行ってほしくはないが。

2008/08/23

ねこ会議にて

幸福って何
会社で猫カフェの魅力をとくとくと力説していると、同僚が「・・そうやって人は浮世離れしていくんですね」と呟いた。そうなのだ。そこがヤバい点だと俺も思っていた。猫と戯れるという、完全に非生産的な行為だけですっかり満ち足りてしまうのだ。ひとつ間違うと私もつい「週末の猫遊びだけが生き甲斐で」などと言いそうになるが、「癒し」を人生の目的に据えてしまうのは流石に主従逆転だろう。しかし、上の写真のような状況になると、もうそんなことはどうでもいいっ。

2008/09/02

DMC-LX3

DMC-LX3を買いました
諸制度とヨドバシのポイントの合わせ技を使えば、実質25000円でこのカメラが買えるのだった。では何も迷うことはないとばかりに購入したのが2週間前。・・結局、このカメラは買いか?ズボンポケットに入らない/レンズカバーがある、それらを我慢できれば買いではないか。特に初心者に対して(私もそうだ)その描写には訴求力がある。私は絞り優先・設定ニュートラルで使っているが、後加工無しでも歯切れの良い絵になる。発色は少し下品なくらいに派手だが、調整次第でどうにでもなるレベルだろう。AFの合焦も割と思い通りに操れる。私にとっての不満は「なんとなく写真に滋味がない」「Adobe Lightroomに対応していない」、この2点。とはいえ特に猫撮りでは、その明るいレンズと強力な手振れ補正が力を発揮し、失敗率は半分以上減った。あと、あれほど邪魔なレンズカバーだが、寝転がってカバーを転がしていると何故か猫が寄ってくるという思わぬ福音もあった。

2008/09/08

ゆずくん

猫カフェでシカトされて
相変わらず暇を見つけては猫カフェに入り浸っている。とはいえ猫を飼ったことがないので、どうすれば彼らに喜んで頂けるか未だ手探りだ。距離感をよく判っていない。この前も、気を惹こうとずっと猫じゃらしをぱたぱたと動かしていたのだが、にゃんこたちは冷ややかな一瞥をくれるのみで相手にしてくれない。途方に暮れて立ちつくしていると、見かねた店長さんが猫じゃらしの正しい扱い方をレクチャーしてくれた。きっとすごく悲しい表情をしていたのだろうと思う。

2008/09/15

にことばにら

猫カフェでのひとコマ #1
「満席なんだよね。生憎」
「・・・そうですか」

2008/10/05

ばにら

猫カフェでのひとコマ #2
「おんどれ撮るな言うとるじゃろうがあ!」

2008/10/14

ばにら

猫カフェでのひとコマ #3
「じゃあ次は中村吉右衛門のものまねやります」

2008/10/22

みるく&ひまわり

猫カフェでのひとコマ #4
茶「お父っあん、おかゆができたわよ」
白「いつもすまないね・・ゲホゲホッ・・こんなとき母さんがいてくれたら・・」
茶「・・お父っあん、それは言わない約束でしょっ!」

2008/10/29

尾道猫

尾道ふれあいの旅
言うまでもなく、ふれあいとは野良猫との戯れを指す。11/1に行ってきた。自身の猫レーダーに従ってあちこちの坂や隘路を歩き廻り、そこに猫がいれば挨拶代わりのおやつを差し出し、反応があれば腰を落ち着けて遊ぶ。一旦遊び出すと様々な思惑を秘めた駆け引きの応酬が続くので、30分は足止めを喰らう。基本猫目当ての旅なのでこれはこれでいいのだが、遊びながら猫の写真も撮りたいし、一応観光らしく色々な場所も廻りたいし・・などと混乱気味に考えているうち、あっという間に一日が過ぎた。以下今回の旅行で得た知識。尾道は「色彩」の町ではなく、「コントラスト」を愉しむ町。/野良猫の密集地帯はロープウェイ乗り場から半径200mくらいのエリア。

2008/11/02

ベルルスコーニ首相に捧ぐ

猫カフェでのひとコマ #5
「えっ、オバマって日焼けサロンに通ってるの?」

2008/11/12

金福寺にて

紅葉チェイス #1
京都が本格的に観光客で混みあう季節になってきた。紅葉の見頃は先週くらいから。私も先週11/15に一乗寺エリアに足を伸ばした。金福寺〜丈山寺〜圓光寺と廻ったのだが、劈頭金福寺で思わぬトラップがあった。それは枯山水の見える縁側の日だまりで寝そべるにゃんこ。おまけにこの子、異常に人懐こい。膝に乗せて背中を撫でてやると、愛情に飢えているらしく、物凄く嬉しそうに身じろぎしながらゴロゴロ言っている。一向に膝から下りる気配がないので強制的に下ろしても、とてとて、と歩いてきてまた膝に乗ってくる。そんなわけで、猫を膝に乗せながら縁側で過ごすこと小一時間。写真を撮る時間が短くなってしまったが、ある意味幸せな紅葉鑑賞の方法と言えなくもない。

2008/11/21

宇治にて

紅葉チェイス #2
少し前のことになるが、とある写真の上手な方の誘いを受け、宇治の由緒ある屋敷に紅葉を撮りに行った。当日のメンバーはflickr界隈の有名人ばかりで、当然手練揃い。コンデジを抱えてる奴なんか私以外いない。皆一眼を構えている。おまけに当日は雨模様であり、気負いだか緊張だか傘を持ちながらの撮影のせいか、出来上がった写真を確認すると手振れまたは何を撮っているのかよくわからない写真ばかりだった。他の皆様が、flickrにそれぞれ趣向を凝らした写真をupされているのを見て溜息をつきながら、どんどん自分の写真を出すタイミングを失いつつある今日この頃である。

2008/12/01

Answer×Answer2

飽きがこなくて困る
この1年散々プレイしたクイズゲーム"Answer×Answer"が「2」にバージョンアップした。従来の2人対戦から4人同時対戦となり、TV番組的演出が加わっている。これがまた困ったことに面白い。クイズの醍醐味は閃きの快感だと思うが、その閃きのスピードを3人相手に競うのが非常に刺戟的。クイズゲームを通じて賢くなるとか、人格が陶冶されるなどとは思わないが、少なくとも自分の知識の偏り具合は判ってきた。どうも私の場合、「世界史」とか「ご当地の名産物」とか「フォーマルな場で必要な一般常識」等に弱点を抱えている。加えて「漫画・アニメ」の知識が壊滅的だが、これについてはもう諦めている。

2008/12/21

今年読んだ猫の本

今年読んだ猫の本
2008年のどうでもいい面を総括すると、猫に尽きる。勢い、猫の生態をもっと知りたくなり、猫にまつわる本を買い漁った。といっても並べてみれば全部で11冊、思っていたより少ない。その道の大家、加藤由子さんの本では「ネコ好きが気になる50の疑問」、これがわかりやすい。イラストが可愛すぎて猫飼いたい欲が昂進するのが難点。笑えたのは百閒先生の「ノラや」。謹厳な百閒先生が飼い猫に逃げられて周章狼狽し、毎日号泣している様子がひたすら可笑しいのだが、気持は痛いほど判る。岩谷光昭さんの写真集は言わずもがな。ここまで生き生きとした、表情豊かな猫を撮るにはどうすればいいのだろう。ともかく来年は野良猫の写真が多くなりそうだ。

2008/12/31