蔵 純粋

蔵 純粋(大石酒造)

麹:米麹

種麹菌:黒麹

度数:40.3度

総合評価:★★★★

香り:★★★★

→非常に濃厚なのだが、清潔感も感じるのだ。

口当たり:★★★

→かなり分厚い。

味の広がり:★★★★

→ずぶとい。芋の風味は濃厚だが、甘くはない。

後味:★★★★

→濃厚なのに鋭い。やや鈍重な甘さは残るが。

評価時の呑み方:ロック

評価日:2004/12/16

備考:どんな呑み方でも対応できそう。

総合コメント

割り水によるアルコール調整なし。芋にはシロユタカを使用している。ラベル表記通りロックで飲む焼酎である。 昔の芋焼酎を飲んだことがないのでなんとも言えないが、ハンドメイドな芋焼酎の原点を想像させる濃厚な味である。 人間的な柔らかさを感じる。アルコール濃度が高いせいか「ガツン」と来る酔い心地であるが、なぜか愉快。 比較的ライトな味の芋焼酎が多い昨今、その個性は強い。

2003/07/26

味の質は前回呑んだ時から殆ど変わっていないように思う。並々ならぬ力強い銘柄、という印象は健在。 単純明快な活劇のように、余計なことを考えずシンプルに愉しめる。 いきなり感じるアルコールの刺戟から強力だが、次の瞬間に口の中に拡がるのは芋の旨み。生命力が凝縮されたかのような逞しさである。 質感にきちんと裏付けられた、しっかりとした甘みもある。後に残る辛さの余韻は喉元過ぎても長いが、不愉快ではない。そして味が強い割には、不思議と後に残る印象はさっぱりとしている。 雑味のない透明感が何より、この銘柄の特徴だと思う。 今回は主としてお湯割りで試したのだが、かなり薄目で割っても、味の強靱さはなかなか衰えをみせない。焼酎3:お湯7程度でも、充分にその濃厚さを実感できる。 この芯の太さはアルコール度数の高さだけに起因するものでもなさそうだ。

2004/12/16

これまでにもう幾度となくこの銘柄を購入し、都度わくわくしながら封を切るのだが、本当に気持ちがいいくらい、味の主軸にぶれがない。この銘柄のアイデンティティ<上述の通り、強靭でありながら透明感のある味わいだと思っている>が何であり、そしてこの銘柄を買う人は何を期待しているのか、そういう機微を蔵元さんはよく熟知しているのではないだろうか。また、他で書いたが、この銘柄はガチガチの左党に受けが良いと思う。

2007/09/21