英祢成兼

英祢成兼(神酒造)

麹:米麹+麦麹

種麹菌:白麹

度数:25度

総合評価:★★★

香り:★★★

→仄かに薫る麦が香しい。

口当たり:★★★

→麦麹、結構主張が強い。麦優勢である。

味の広がり:★★

→控えめで上品なのだが、今一歩、押しが足りないか。

後味:★★★

→芋の甘さも感じる。ごくすっきりとした後味。

評価時の呑み方:お湯割り

評価日:2004/06/11

備考:*****

総合コメント

「あくねなりかね」と読む。スペックそのままではないか、とは思うが、全体的なトーンはノーマルな芋焼酎を麦で薄くヴェールした印象。 麦麹の配分がどのくらいかは判らないが、麦もそこここで主張している。しかしながら、同じく麦麹を使った八丈島の芋焼酎のような荒々しさはなく、ごく穏やかにまとめられていて、 この点、物足りない気も一方でする。コアとなる部分の味わいにやや虚しさを感じてしまう。・・くどいだの物足りないだの、呑む方はつくづく気楽である。 特に麦的香ばしさの奥床しいバランスにこの銘柄ならではの個性はあると思うのだが、全体の印象は少し影が薄い。味わい自体は繊細なかたちをしているだけに、良さを殺さぬあと少しの「押し」が欲しいところ。 「彼っていい人なんだけど・・(でも・・)」という微妙なニュアンスを感じてしまった。ただ、ごく安定した味わいは決して悪くはない、と思う。

2004/06/11