
麹:芋麹
種麹菌:**
度数:25度
総合評価:★★
香り:★★
→軽く、酸味混じりの鋭さ。
口当たり:★★
→穏やかだが、微かな違和感を感じる。
味の広がり:★★
→女性的な甘さだが、やや人工的・鈍重か。
後味:★★
→ねっとりとした酸味、渋味がかなり長く残る。
評価時の呑み方:ロック
評価日:2004/05/02
備考:評価品ロット:H14年度
総合コメント
芋麹を使用。芋麹を使った銘柄は今や珍しいわけではないが、造るには相当の技術的ノウハウが必要と聞く。だが、芋が好き→即ち100%芋だから大満足、とは限らないのがなかなかむつかしいところである。これは全体的に軽めの味わい。甘みは花の蜜を連想させる。フルーティーという訳でもないが、上品な甘さ・酸味からはほんの少し、白ワインを連想させるところもある。つまり、「いもいも」という割には、むしろ芋焼酎らしさから外れ気味の銘柄、という印象を受けた。しかし、問題は後味。主役の味わいが軽めであるほど後味の重要性が増すように思うのだが、如何なものだろう。この銘柄の場合、酸味と渋味が粘着気味に長く残るところがネックとなった。ここに気をとられると、メインの長所もこの後味に引きずられた印象になってしまう。お湯割りでは割と後味もすっきりとするのだが、この場合、味わい全体の陰影のなさ・軽妙さが気になり出す。
2004/05/02