燃島

燃島(萬世酒造)

麹:米麹

種麹菌:黄麹+白麹

度数:25度

総合評価:★★★

香り:★★★

→軽やかだが主張する酸っぱい薫り。個性的。

口当たり:★★★

→酸味はやや舌を刺す感じがするくらい、強い。

味の広がり:★★★

→焼酎らしい優しさにカバーされた、日本酒的味わい。

後味:★★★★

→すっきりと切れる。優しい甘みもここで感じる。

評価時の呑み方:お湯割り

評価日:2004/05/15

備考:貯蔵期間:3年

総合コメント

一般的に焼酎は、麹で造った「一次もろみ」に原材料(芋など)を投入して仕込む「二次仕込み法」で造られるが、 この銘柄は芋・麹を同時に仕込む「どんぶり仕込み」で造られるとのこと。元々は明治時代の製法らしい。この製法、基本的に麹には黄麹を使うようだ。 そういった伝統製法で造られるせいか、華やかな酸味と共に、ボトルの印象通りどっしりと腰が据わった感覚もある。 黄麹メインの銘柄らしく、味わいに日本酒を思い出させるようなところもあり、むしろ芋焼酎にやや抵抗がある人の方に受けるかもしれない。 後味の切れも良く、快適な呑み心地である。 ロックで呑むと爽やかさは増すが、やや落ち着きのない味わいとなるような気がする。 軽さと重厚感のバランスという意味で、お湯割りが適しているように思う。 他の有名な「どんぶり仕込み」銘柄には、薩摩酒造の「明治の正中」がある。これもいつか呑み比べてみたい銘柄である。

2004/05/15