吉兆宝山

吉兆宝山(西酒造)

麹:米麹

種麹菌:黒麹

度数:25度

総合評価:★★★

香り:★★★

→強く硬質。主張する薫り。

口当たり:★★★

→やや切っ先が鋭くなったような・・。

味の広がり:★★★

→濃厚。これぞ芋焼酎、的安定感はあるが、やや角が立つ。

後味:★★★

→味が少々長く残る。かつて感じた蕩けるような後味は錯覚だったのか?

評価時の呑み方:お湯割り

評価日:2004/12/06

備考:*****

総合コメント

かなり評価者の好み、の芋焼酎の本道的味わい。「古風な造り」のキャッチ通り、スタンダードの極みを目指す意気込みが感じられる。 濃厚な割に後味が爽やかなため、ついがばがばと呑んでしまう。ロックよりお湯割りを推す。酔い心地も大変よろしい。 しかし一体、酔い心地を決める要素とは何なのだろうか。

2003/07/15

新パッケージとなった吉兆宝山(写真は旧パッケージ)。心機一転、と久しぶりに呑んでみて怪訝に感じる。以前より味がギスギスと硬くなっているのではないか。 味そのものは、むしろ「わかりやすく」はなっている。鮮やかな黒麹由来の辛さ、脂濃い薫りや味わいは健在である。呑み飽きもしない。 しかしその奥深さ、噛むように味わって深みに赴くような愉しみは薄れたように思う。表層で完結している気がする。 過去の記憶ではもっと滑らかに切れていた筈の後味も、かなり長い間残るような気がする。それも、やや舌先に痺れのような違和感が残るような残り方である。 勿論、自分の味覚が変質した可能性も捨て切れまい。PCのデータと違い、記憶のバックアップと現在の味をデジタルに突き合わせて比べることができないのが、何とももどかしい。

2004/12/06