さつま白波 黒麹新酒

さつま白波 黒麹新酒(薩摩酒造)

麹:米麹

種麹菌:黒麹

度数:25度

総合評価:★★

香り:★★★

→少々過剰な気がするも、ふくよかな芋の薫りが漂う。

口当たり:★★

→やや鋭くピリピリとした感覚はある。

味の広がり:★★

→苦みが強いが、引き立て役としては少し主張し過ぎか。

後味:★★

→なんとなく残る違和感。後味のバランスの問題か?

評価時の呑み方:お湯割り

評価日:2004/12/02

備考:評価品ロット:04/10/06

総合コメント

黒白波の新酒、的位置づけになるのだろう。新酒らしい若々しさはあまり感じられないが、強いて言えば「無濾過」的な苦みが先行しているところが新酒らしさ、なのかもしれない。 しかしながらこの苦みの質、やや誇張気味の癖があるように感じる。苦みがあることがマイナスなのではない。一般的に黒麹銘柄によく感じられる苦みは、むしろ香ばしさのアクセントとして有効に機能することが多い。 この銘柄の場合は、むしろその苦みのせいで、喉越しの際に引っ掛かるような抵抗を感じる。あまり快い感覚ではない。その他の面については、素直な芋らしい甘みもあり、打って下さいと言わんばかりの直球的味わいである。ノーマル「黒白波」で感じた人工的な硬質さは、この銘柄ではあまり感じられなかった。 皮肉ではなく、いい意味で気を遣わない安酒という魅力はある。

2004/12/02