
麹:米麹
種麹菌:**
度数:25度
総合評価:★★★
香り:★★★
→結構強め。味わいを予感させる特異な個性。
口当たり:★★★
→最初は軽やか。若干の酸味が混じっているように思う。
味の広がり:★★★★
→どっしりとした芋の重さとドライ感。独特の濃厚な味わい。
後味:★★★★
→一転して綺麗。ふんわりと旨みが残る。
評価時の呑み方:お湯割り
評価日:2003/12/29
備考:*****
総合コメント
有機栽培のコガネセンガンを使っていることを謳う銘柄。ブラインドテイスティングでも一発で判りそうな程、個性が立っている。 しかもその個性は相当表現しにくい。口当たりから独特の感触。最初の一口で刹那、軽やかな酸味を感じるのだが、気のせいだろうか。 しかし、全体的な印象は重くてワイルド。これは甘みが排除された、ざっくりとした芋の重い旨みと、辛さの複雑な絡みに起因するようだ。 どちらかというと辛口先行の印象だが、単純にドライではない。そして、その重さに反して後味は綺麗に切れる。旨みだけを僅かに残す。 だから癖が強くても呑みにくくはない。旨さという単純な軸で評価するのは難しいが、個人的には一升瓶を空ける頃にようやく「旨い」と感じ出した。 感じた印象を消化することに悩みながらも、愉しく呑めた。奥深くて、面白い銘柄だと思う。 こういった、「ありがち」から大きく外れた銘柄が増えれば、もっと呑むのが愉しくなりそうだ。
2003/12/29