無濾過たなばた

無濾過たなばた(田崎酒造)

麹:米麹

種麹菌:白麹

度数:25度

総合評価:★★★

香り:★★★★

→蜜をからめたような質感のある甘さ。

口当たり:★★★

→ほんの僅かな辛さがアクセントになっている。

味の広がり:★★★

→コクはやや弱めで、角のとれた甘さが基調。

後味:★★★

→甘みとやや軽いほろ苦さが残る。

評価時の呑み方:お湯割り

評価日:2004/02/01

備考:貯蔵期間:6ヶ月以上

総合コメント

呑む時々でおおきく表情を変える不思議な銘柄だった。その印象の振幅には、今も少し戸惑っている。 呑みはじめはどちらかといえば「やや甘すぎて、くどい」という印象だった。ただ、甘みそれ自体はあくまで自然である。 その第一印象は最後まで変わらなかったが、時にその甘さが沁みるように快く感じた。ここらへん、身体の疲れと関係があるのかもしれない。とろん、とした粘性を感じる甘さをどう捉えるかで評価は変わると思う。 本蔵元のレギュラー銘柄(「七夕」「黒七夕」)に比べると質感は厚めだが、 薫りから感じるコクへの期待が過ぎると、味わいはやや平板に感じられるかもしれない。 しかし、抑制気味の苦みが隠し味的に効いていて、全くメリハリがないわけでもない。 もう少し呑み進めて印象を固めたかった銘柄。判断を下すのに、四合瓶では足らない時もある。 尚、ロックだと甘みは薄れるが、少々味のつかみどころがなくなるように感じた。

2004/02/01