March 12, 2007
「去年の桜」
Category : 読書(他人の褌)
ネットの文章で、泣いたり、笑ったりということは数多くあるが、
鳥肌が立った経験は久しくなかった。
この、「去年の桜」という文章である。
その奔流のような文章に呑まれた。
最後には、車窓からの桜咲き乱れる光景が確かに見えた。
死を身近に感じ、這いつくばりながら
世界の中の自分の立ち位置を必死で模索し続け、
そして絶望に近い地平の果て、得ることのできた肯定には、
普通では持ち得ない大きな力が宿っている。
去年の春、坂本龍馬の墓から見下ろした桜を、今年も見にいくことができる。これ以上の幸福があるだろうか。死ななくて良かった、生き延びてこれてよかった。
煌めく宝石が既に手の届く範囲にあるらしいことは、
なんとなく感じることができる。
しかし、私にはその反射する光の、
ほんの僅かな断片しか見えていないようだ。
私も桜咲く頃、坂本龍馬の墓に参り、
同じ風景を見ようと思う。
もうすぐ満開の桜を見ることができる。
March 9, 2007
拝啓 RICOH様
Category : 写真・flickr
GR BLOGにトラックバック。
「トラックバック企画 "アングル" に参加」します。
しかしこのエントリーは以下が本題。
先週発覚したこの異変、
まじめにとても悲しい出来事でした。うおんおんおん。
> RICOH御担当者様
拝啓
昨年の11月に御社のGR Digitalを購入し、
以来、御陰様で物事の見え方ががらりと変わりました。
まるで日常の視界が28mm化したような。
こういった、スタンドアロンの商品で、
生活習慣や人生観が変わるなんていう経験はそうそうありません。
さて、本題に入ります。
下の写真を見て下さい。

右上の「染み」です。前面レンズはクリーニング済み。ある程度絞って、露出をそこそこ落とすと必ず発生します。CCD表面に付着したゴミと推察します。
もしかすると、「またこれか」と思われたでしょうか。
小さなことなのかもしれません。
しかし、これは致命クレームだと思います。
そう考える理由は以下の点によります。
・この「染み」はユーザが除去不可能であり、
御社サービス部門でしか解決できない点
・特に画質をセールスポイントとするカメラにおいて、
その画に直接的影響を及ぼす点
「染み」が出るか出ないかに汲々としながら、
撮影を続けることは大きなストレスになっています。
私にとってこのカメラの魅力は、おそらく多くの方と同様、
コンパクトさと画質のバランスであり、そして快適な操作性です。
しかし、その両方がこの「染み」ひとつで損なわれてしまいます。
同様の現象に見舞われている人がいることは存じています。
しかし実際、どの程度の頻度で起こっているのか迄知るすべはありません。
近々に御社サービス部門に伺い、修理をお願いする予定ではありますが、
もし、頻度の高い現象なのであれば、
・修理済品に再発防止のための応急策が打たれていること
・次期御社商品(いわゆる「次のGR」です)で、
この問題に対する恒久策が打たれていること
をお願いします。
きっと難しい(又はコスト的に割に合わないとか)課題なのでしょう。
開発、QA担当者の方々の苦労は僅かながら理解できているつもりでいますが、
ここでは1ユーザのエゴで、勝手な意見を述べさせて頂く次第です。
敬具
