December 24, 2010

40年目の記念撮影 

Category : 写真・flickr

トラックバック企画「LOVE」に参加します。

鞆の浦

2010/09/18にGRD3で撮影。場所は広島県の鞆の浦、対潮楼。1/440s f/4.0 ISO64。

最近、仲の良い老夫婦を見るたびに思う。
これは並大抵の光景ではないと。

その顔の継続の痕跡の中には、
「お互いがありのままでいることに耐えてきた」という、
穏やかな達成感が息づいているように感じる。

一途な愛こそが至上、と言えるほど
私は綺麗な心の持ち主ではないけれど、
継続のむずかしさがようやく判ってきた今、
彼らがとても眩しく見える。

・・この写真は「熟年出会い系ツアー」のひとコマでした、
というオチが付いても、また別の味が出ますけどね。
でも違いますたぶん。

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September 29, 2010

旅とGRD。 

Category : 写真・flickr

トラックバック企画「フリー」に参加します。

トラックバック第三弾。

携行時のGRDの定位置はズボンの前ポケット。
そのまま自転車に乗ることもよくある。

夏は当然ムレる。自転車に乗れば振動も加わる。
劣悪な環境だと思うが、
GRDは文句の一つも言わず、今日も元気だ。

同じように旅先にも、ポケットに入れて持っていく。
これと充電器と予備のSDカード。
以上で全て事足りるから楽だ。

GRD3は発売日に買って、
撮影枚数は13000枚を超えた。

この数が多いのか少ないのか、よくわからないけれど、
少しでも携行がストレスになっていれば、
枚数は5000も超えていない気がする。

小さくて、丈夫で、RAWで撮れる。
今後もカメラの選択基準はこれらが真っ先に来ると思う。

下灘駅

2009/09/20にGRD3で撮影。場所は愛媛県下灘駅。1/620s f/4.0 ISO64。この駅は、ザ・ベストハウス123で「一度は降りてみたい無人駅」の一つに選ばれたらしい。しかしゴミ箱は溢れかえっているわ、待合室の床を何匹ものゴキラーが走りまわっているわで、ある意味無管理状態でもありましたよ。

※写真はflickrにリンクしています。
flickrからフルサイズのjpgイメージがダウンロード可能です。

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September 26, 2010

花とGRD。 

Category : 写真・flickr

トラックバック企画「フリー」に参加します。

トラックバック第二弾。

カメラを手にするまでは、
花が咲いている方向に注意を向けることもさほどなかったし、
名前などを知ろうともしなかった。

しかし今は、特に梅、桜の季節で、
生きる楽しさがそれまでの10倍増しになった。
花の種類も随分覚えた。

「関心を寄せるものが多ければ多いほど、
幸福になるチャンスが多くなる」らしい。

関心の種類が多ければそれだけ、
生きるための「保険」が効く。
一つの関心を失っても、
残りの関心が生きる楽しみを補ってくれる。

被写体になれば、それが関心の輪の中に入ってくる。
だから今、写真を軸として、
関心の輪が放射状に広がりつつあるのを感じる。

とってもありがたい話。

南禅寺の桜

2010/04/04にGRD3で撮影。場所は京都の南禅寺インクライン。1/200s f/5.6 ISO64。この下には観光客の方々が沢山いらっしゃるのだが、頭ひとつ分上に移動すると見え方が変わった。満開の桜と青空のコンビネーションが土日にやってきた、というだけで感謝せずにいられない。

※写真はflickrにリンクしています。
flickrからフルサイズのjpgイメージがダウンロード可能です。

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September 20, 2010

猫とGRD。 

Category : 写真・flickr

トラックバック企画「フリー」に参加します。

GR BLOG5周年を寿いでTB。

トータル3枚縛りはかなり悩ましいですが、
「GRDって、結構いい奴よ」
ってことが伝わりそうな写真を選んでみようかな、と。

では、トラックバック第一弾。

GRD/GRD3で撮った猫の枚数、
これはもう数える気にもならないけど、
多分3000枚は優にあるでしょう。

ズームのないGRDを片手に、
警戒心の強い野良猫との距離をじりじりと詰めるプロセス、
私にとってこの駆け引きが、
猫撮りの最大の醍醐味であります。

金福寺のにゃんこ

2009/11/28にGRD3で撮影。場所は京都の金福寺。1/1000s f/2.5 ISO64。この寺のマスコット三毛。もう結構なお年のはずだが、先日行った時もまだまだ現役で観光案内などをされていた。

※写真はflickrにリンクしています。
flickrからフルサイズのjpgイメージがダウンロード可能です。

こんな感じで、過去の写真をごそごそと漁ってみます。

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May 22, 2010

毎日が日曜日。 

Category : 写真・flickr

私は猫が好きで好きで仕方がないのだが、
これは誰しもが言うことだけれど、
気ままな生き方への憧憬、それが偏愛の理由のような気がする。
終日寝て過ごし、たまにごはんを食べ、安穏と過ぎる時間を味わいつつ、
そしてそんな生き方に疑問を差し挟まない生き方。

休日は元来、ほんらいの自分に戻る日であるべきだと思うが、
ともすれば我々は、休日の過ごしかたにさえ意味や目的や成果を求め、
がつがつとタスクをこなすように慌ただしく時間を過ごす。

休日さえもGTDに追い立てられるような、効率重視の生き方。

目的的に時間を過ごすことが悪いわけがない。
しかし人として、本当の幸福は全てそこに含まれているのだろうか。
引いた視点で世界と時間を鳥瞰すれば、
違う価値が見えてくるように思う。

そんなことを最近、よく考える。

賀茂川のにゃんこ

2010/04/24に撮影。場所は京都の賀茂川沿い。本来なら人様が座るべきベンチの上、我が物顔で春の夕陽を浴びながら、この茶トラはただただ幸せそうだった。

GR BLOG トラックバック企画、"休日"に参加します。


p.s.
GR BLOG運営スタッフの皆様

最近、台湾でこんな本がリリースされました。
GR Digitalに特化した、撮影TIPSに関する本です。
「パーフェクトガイド」と似たコンセプトを持つ本かもしれません。
(近々に献本頂く予定ですが、私はまだ全体を読んでいません)

GRD: 極致的浪漫

現在この本、台湾で結構売れている模様です。
取材してみるのも面白いかもしれません。
著者はこの人です。

mookio 阿默

以上、ご参考まで・・。

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December 21, 2009

2009年の「光」たち 

Category : 写真・flickr

今年出逢った様々な光。
カメラを片手に握りしめていなければ気付かなかっただろう、
数年前ならそのまま見過ごしていたに違いない光。
勿体ない生き方だったのだろうな。

全てGRD3で撮影しています。
すべての光たちに感謝。

建仁寺

2009/12/6に撮影。場所は京都の建仁寺。お気に入りの場所。ビバ臨済宗。秋の忘れ形見のように紅葉が残っていた。

河原町御池

2009/9/12に撮影。場所は京都、河原町御池。三脚は持っていなかったが、路傍の石段にカメラを押し付けて安定させながら、何とか手振れを押さえてシャッターを切った。また、暗所でも「明暗差ができるだけはっきりした箇所にターゲットマークを向けてコントラストAFを使う(つまりマクロモードを使う)」ことで割と狙った通りに合焦しやすくなる。成功の確率は上がると思う。

道後温泉

2009/9/19に撮影。場所は道後温泉。入浴を済ませ、カメラ片手に浴衣でぶらぶらと「坊っちゃんの間」に入ると、窓いっぱいに夕陽が射し込んでいた。

GR BLOG トラックバック企画、"光"に参加します。

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October 25, 2009

GR BLOG トラックバック企画、"レタッチ"に参加します。
私のあんな過去やあんな恥ずかしい失敗も、
いっそスポット修正ツールでレタッチしちゃいたい、
そう感じてしまう今日この頃です。

では、過去のレタッチ事例の舞台裏を2例ご紹介します。
レタッチのツールはAdobe Lightroom(以下LR)、
いずれもGRD3で撮影しています。

まずは事例1。

愛媛、下灘駅

2009/9/20に撮影。場所は愛媛県の下灘駅。時間は夕方5時頃で、向かって左から強い夕陽が差し込んでいる。ここは海沿いの無人駅で、松山市内からは宇和島行きのJRの鈍行で1時間程度の距離。この駅、無人駅マニアの間では有名で、この日も、シルバーウイークということもあってか、夕暮れ時にはでかい一眼を持った方々が20人程いた。で、上の人はそのマニアの方が連れてきたモデルの1人。誰かのモデルを勝手に皆で撮るような雰囲気が自然にできていて笑えた。これは比較的穏やかなレタッチの一例。

愛媛、下灘駅

これが上の写真のレタッチ前、RAWそのままの状態。この状態から、海と空の青を取り戻し、全体的に歯切れ良くさせようと試みた。この写真ではやや薄めの青も、LRで楽に復元できた。青の彩度を高め、輝度を落とし、色温度・色かぶり補正操作で色彩を微調整した。左サイド、飛び気味の階調も、トーンカーブ操作でメリハリがかなり回復している。GRD3のRAWは非常に扱いやすい。


で、これが事例2。

京都、建仁寺

2009/8/10に撮影。場所は京都の建仁寺。通常私は、元のトーンをレタッチで大きく変えたりあまりしないのだけれど、これは例外。ちょっと遊んでみたくなった。

京都、建仁寺

そしてこれがレタッチ前。のっぺりしていていまいちパンチに欠ける。ではいっそのこととばかりに、色かぶり補正を大きく緑方向に倒し、そして色温度を上げた。ちなみに色かぶり補正値は-85。通常使わない値。色温度を上げたのは床のトーンを変えるため。加えて赤い人を際立たせるため、赤の彩度を上げ、輝度を下げた。

いつもこんな感覚で作業しています。
LRは本当、よくできたアプリケーションで、
もうこれ無しの生活は考えられません。

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March 6, 2009

御礼TB、そして猫祭りふたたび 

Category : 写真・flickr

GR BLOG運営の皆様、
この度はTB企画「猫」に選出頂き有難うございました。
素直に嬉しいです。

そんなわけで、猫祭りふたたび。
全てGRDで撮影しました。

京都、哲学の道近くにいた猫

思えば、この時はにゃんこに指一本触れようともしなかった。プラトニックを貫いたわけだ。まだこの頃はにゃんこを見てもどう扱えばいいか判らなかった。びっくりして逃げられるか逆に噛まれるか、全く予想がつかなかったのだ。その後、そこらへんの間合いの取り方は全て猫カフェで学んだ。まあ、偉そうに言うことでもない。

京都、哲学の道近くにいた猫

この後、居眠りしている方が滑落した。
落ちた方の猫「にゃあ」→上の猫「にゃあ」→落ちた方の猫「にゃあ」→上の猫「にゃあ」・・。

金福寺の猫

人懐こいにゃんこその1。京都の金福寺にいる猫。住職の息子さんが近所をランニングしていると後をついてきて、そのまま寺に居ついてしまった由。ここにはまた行きたい。このにゃんこに会いにいくためだけに。

近所の猫

人懐こいにゃんこその2。ご近所随一の甘えた猫。人を見ればすりよって来て、そのほっぺを足にすりすりする。しばらく遊んだ後で立ち去ろうとすると、「もう行くの?」と言わんばかりにとことこと追いかけて来る。その度、ちょっとくらい警戒しろよ、とよくよく言い含んでから去るのだが。本当、猫の個性は様々だ。

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February 6, 2009

私のGRを通り過ぎた猫たち 

Category : 写真・flickr

なにい。GR BLOGで「猫祭り」開催中ですと?
そりゃ黙っておれますまい。

では、今まで撮った猫写真の中から初代GRDで撮ったものをピックアップしてみましょう。

京都、哲学の道近くにいた猫

2007/6/16に撮影。場所は京都、哲学の道の路傍で。
この頃はまだ自分自身の猫好き傾向に気付いていなくて、まだ冷静に撮っていた。この仔たちと遊んでいたのもほんの30分程度だったと記憶している。今じゃそんなわけにはいかないだろう。「連れて帰りたい・・でもできない・・」というコンフリクトの中で懊悩するに違いない。

尾道にいた猫

2008/11/1に撮影。場所は尾道。
最初は警戒心が強い野良だったが、考え得る限りの作戦を駆使した結果、最終的にはこちらのほっぺもふもふ攻撃に応じるようになってくれた。野良猫と遊ぶ醍醐味は、相手の警戒心をいかに解くかという駆け引きにある。まあだいたい失敗するけれど。

おなじみ「ねこ会議」にて

2008/9/3に撮影。おなじみ京都の猫カフェ「ねこ会議」さんで。
ここのにゃんこはみんな可愛すぎて困る。

いやあ。久しぶりのblogポストは緊張するなあっはっは。

トラックバック企画「猫」に参加します。

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April 8, 2007

GRが壊れた 

Category : 写真・flickr

本当にあっけなく逝った。

ライトアップされ、紅く美しい幾何学模様に彩られた二条城の城壁の前、GRの付いた三脚がゆっくりと前のめりに倒れるのを私は呆然として眺めていた。
カメラがレンズ側から敷きつめられた砂利に突っ込んでいった時も、私はただぼんやりとしていた。深い砂利のせいで、衝撃音がほとんどなかったせいもある。強いて言えば、ずぶ、という鈍い音がしたくらいだ。
我に返った時、まず、レンズが傷ついていないだろうか、と思った。三脚を起こし、暗がりの中でレンズ表面をライトで透かしてみる。鏡筒に少し砂が付着しているが、レンズは無事のようだ。
だが、紅く光る城壁にレンズを向けても、相変わらず液晶画面は暗いままだ。露出を変えても何も映らない。シャッターを押すと聞き馴れない音がする。ジー、ジリッ、ジリジリジリッ・・。
一旦電源を切ろうとすると、その不吉な音が長く続き、そして何かを諦めたかのように止まった。レンズは剥き出しになったまま、仕舞われることはなかった。

ようやく状況が把握できた。壊れたのだ。

私は非常に、物を壊す/物が壊れるということに弱い。へこむ。なかんずく電化製品に関して弱い。
毎週末ごとに持ち歩き、もうこの存在なしでは何のための土日かと思うくらい、そして右手をポケットに突っ込んで、その手触りをそこに感じていないと安心できないくらい、の物が壊れた。その悲嘆を何に例えればいいのか。

後悔した。自分の判断ミスを怨んだ。倒れるのを止めようともしなかった自分を悔いた。時間が戻らないだろうかと願った。
その時、私は確かに疲れていた。あちこちで桜を撮った上、山のように買い物をして膨らんだ重い鞄を担いで二条城の夜間ライトアップに向かったのだ。そして深い砂利で三脚のバランスが崩れることすら予測できなかった。

10分くらいぼんやりしていた。私は相変わらず二条城の中にいることに気付いた。多くの人波が私を追い越して行く。まだ私は正門の傍にいて、中を殆ど見ていない。余程もう帰ろうかと思ったが、決心して、城内を見て回ることにした。重い足を引きずりながら、人の後をついていく。

本当に見事な夜桜だった。
タイミングは最高だったのだろう。見上げると、まさに盛りと白く輝く桜が十重二十重に積み重なり、重厚なアーチとなって、夜の闇に浮かび上がっていた。嘆声があちこちで漏れるのが聞こえた。ライトアップされた堀の波紋が城壁に反射して描く複雑な文様は、言いようのないアブストラクトを成していた。写真がないのが残念である。はは。

しかし、こんなに沈鬱に満開の桜を見たのは生まれて初めてだ。
去年までなら、素直にその美しさを讃えるだけだっただろう。そして満開の時期に訪れたその幸運を人に吹聴して終わっていただろう。
写真という趣味を持つことで、より自分を窮屈にしている・・。

修理に出さなければならない。またか。
先週休みをとって、江坂のRICOHサービスセンターに行き、CCDのクリーニングをしてきたばかりなのだ。
保証期間内だが、今回は費用が掛かってもしかたない。

ああ。この写真を撮った時に戻りたい。

護国神社

護国神社。満開だった。

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March 9, 2007

拝啓 RICOH様 

Category : 写真・flickr

GR BLOGにトラックバック。
「トラックバック企画 "アングル" に参加」します。

fireworks

この写真のタイトルはflickrと同じく「花火」。(クリックでflickr内の同写真に移動します)

しかしこのエントリーは以下が本題。
先週発覚したこの異変、
まじめにとても悲しい出来事でした。うおんおんおん。


> RICOH御担当者様

拝啓

昨年の11月に御社のGR Digitalを購入し、
以来、御陰様で物事の見え方ががらりと変わりました。
まるで日常の視界が28mm化したような。
こういった、スタンドアロンの商品で、
生活習慣や人生観が変わるなんていう経験はそうそうありません。

さて、本題に入ります。
下の写真を見て下さい。

染み

右上の「染み」です。前面レンズはクリーニング済み。ある程度絞って、露出をそこそこ落とすと必ず発生します。CCD表面に付着したゴミと推察します。

もしかすると、「またこれか」と思われたでしょうか。
小さなことなのかもしれません。

しかし、これは致命クレームだと思います。

そう考える理由は以下の点によります。
 ・この「染み」はユーザが除去不可能であり、
  御社サービス部門でしか解決できない点
 ・特に画質をセールスポイントとするカメラにおいて、
  その画に直接的影響を及ぼす点

「染み」が出るか出ないかに汲々としながら、
撮影を続けることは大きなストレスになっています。

私にとってこのカメラの魅力は、おそらく多くの方と同様、
コンパクトさと画質のバランスであり、そして快適な操作性です。
しかし、その両方がこの「染み」ひとつで損なわれてしまいます。

同様の現象に見舞われている人がいることは存じています。
しかし実際、どの程度の頻度で起こっているのか迄知るすべはありません。

近々に御社サービス部門に伺い、修理をお願いする予定ではありますが、
もし、頻度の高い現象なのであれば、
 ・修理済品に再発防止のための応急策が打たれていること
 ・次期御社商品(いわゆる「次のGR」です)で、
  この問題に対する恒久策が打たれていること
をお願いします。

きっと難しい(又はコスト的に割に合わないとか)課題なのでしょう。
開発、QA担当者の方々の苦労は僅かながら理解できているつもりでいますが、
ここでは1ユーザのエゴで、勝手な意見を述べさせて頂く次第です。

敬具

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January 21, 2007

最高の写真教師:flickr 

Category : 写真・flickr

flickrという、写真を共有するサービスが
自分の中では今、一番熱いwebになっている。

このサイトの存在自体は前から知ってはいたが、
ずっと手を出さずにいた。 何が面白いのかさっぱりわからんかったのだ。
自分の写真をアップロードする。時にコメントを付けられる。
他人の写真にコメントを付ける。・・で、それがどうした?

しかし、やや意識的に写真を撮るようになってから、
flickrの面白みがようやく判り、見方も変わってきた。
他人の写真がインスパイアの源となってきた。
人はそれを模倣と呼ぶ。

私の写真ライブラリ(9割が失敗作)からポストする作業も、
過去の写真遍歴を時系列で眺めることができて興味深いのだが、
"favorite"という、他の人の気に入った写真を
整理・アーカイブ化する機能が、
私にとってはflickrのほぼ全てである。
flickrが最良の教材、教則本、教師であるゆえんだ。

綺麗な写真を見て、うお、と心打たれる。
反射的に"fave"に入れる。
どうやってこんな写真を撮ったのだろうかと考える。
予想した方法を試してみる。そして失敗してまた考える。
このプロセスを繰り返すのが、もどかしいのだが愉しい。

参加者の大半がアマチュアなので、確かに写真は
ー自分のことを棚の上に思い切り上げればー
玉石混淆である。しかし石のレベルも総体的には高い。
こういう場の存在が、 素人写真のレベル向上に
一役買っているのは間違いないだろう。

アカウントを取得し、私はここにpostしている。
http://www.flickr.com/photos/marser/

写真が巧いというのは持続力というか、
底力なんだろうなあ、と最近つくづく思う。
いつかアラーキーが言っていたが、
素人でも一枚だけに限定すれば、
時の運でプロを超えることは充分可能だ。

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January 2, 2007

新年明けましておめでとうございます。
皆様にとって、良き2007年であることを心より祈念します。

さて、此頃すっかりデジカメ猿と化した私は、
週末になると方々をほっつき歩いては、寒空の下、
突然カメラを手に這いつくばる等の奇行を繰り広げてきた。
この正月も例外ではなく、撮影中心のスケジュールを組んだ。

大晦日は見ていた「ガキの使い」を途中で切り上げ、
早々に布団に入った。
そして元旦の暁闇の中、おもむろに起床。
焼酎を呑み過ぎて爆睡している同居人のケツを
警棒でシバき上げて無理矢理起こす。
行き先は嵐山である。運が良ければ初日の出を撮れる。
自宅からは2時間弱の道のりだ。

初日の出

嵐山・渡月橋付近から見た初日の出。東側の見晴らしが良く、案外この時間は人が少ないので、狙い目のスポットではある。

渡月橋でめでたく初日を拝んだ後は、早朝の嵐山近辺を歩きまくる。
まだ時間は8時前である。人の姿はまだ疎らだ。愛宕おろしが肌を刺す。
実は私のホームタウンはこの辺りなのだが、
被写体という観点で見ると、馴染んだ光景も新鮮に映る。
今まで見ていた視界をぐいっ、と広げてくれるこのカメラ、
GR Digitalには本当に感謝している。

野宮神社へ詣でた後は、化野念仏寺〜滝口寺〜二尊院〜大覚寺を廻った。
今回は滝口寺がベストスポットだった。

だいたいこの辺りは紅葉で名を馳せる場所が目白押しで、
滝口寺も例外ではない。しかし、寒々しい冬の枯れ木さえも似合う場所といえば、
ここをおいて他にないだろう。
本堂はもはや荒家に近い風情を醸し出していて、侘び寂びマニアにはたまらない。
意味なく寂寥感に浸りたいなら、朝の滝口寺はお薦めである。

滝口寺

滝口寺。他の写真はこちらなどを参照。

さあ。2007年はどんな発見があるだろうか。
ただ愉しみに待っているだけでは、始まらない。
いろいろな意味で、旺盛に喰って、動こうと思う。

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November 24, 2006

紅葉リベンジ Part2 

Category : 写真・flickr

今日は会社を休んで大正解だった。
朝起きると、なにより空が、透きっと晴れている。

晴天

しかし最近の天気予報は全然当てになんない。

最高の撮影日和の上、飛び石休日の中日にも関わらず
思ったほど人出も多くはなかった。
観光客が多い時の京都はだいたい殺伐としているのだが、
今日は閑散とまではいかないにしても、比較的穏やかな雰囲気だった。
そこそこ混んでいるが、客層は良い。

今日はこの時期の休日には到底行く気にならない場所、
紅葉狩りといえばここ、京都の東山に行った。
ルートは清水寺→正法寺→高台寺→知恩院である。泣く子も黙るベタベタ路線だ。

しかし、観光客がここぞとばかりに集うベタベタスポットにも
きちんと継続的に集客できる訳がある。ネームバリューだけが理由ではない。
即ち、光景の切り口の多さだ。
少し場所を変えれば、景色はがらりと違う様相を見せる。
ここが凡百の観光名所と違うところだ。一点豪華主義ではすぐに飽きが来る。
清水なんかはそこに至るまでの道のりも多様だ。
京都ネイティブの私も幾度となくここに来ているが、
いえいえ、まだまだいいおかずになる。

そんな訳で今日は天候+景色の両要素に恵まれて、
GRの電池が切れるまでシャッターを押し続けた。150枚以上撮った。

まず清水寺。どうもこの東山方面は西日を豊富に受けるせいか、
紅葉の色づきにかなりムラがあった。まだまだ青々とした葉も多い。
この地区、本格ピークは来週中頃かもしれない。

清水寺

言わずと知れた清水寺。もろ観光写真である。

そして今回一押しの正法寺。ここはいいぞ。紅葉の季節に限らずいい。

正法寺

正法寺からみた京都市内。見渡せる視界はかなり広い。

正法寺、名所として知られていないことはないと思うが、
ここに至るまでの坂と石段で心折れてしまう人が多いのではないか。
しかし、この京都市内のパノラマ風景と掛かる手間を天秤に掛ければ、
パフォーマンスは最高レベルと言える。高台寺の入り口から徒歩でたった10分である。

そして、昼の部のラスト、高台寺。
ここは案外中が広く、参拝ルートの経路にも工夫がある。
京都に馴れていない観光客なら、いかにもそれ風のアイテム群
(池、竹林、石庭、古びた像、等)がそそるのではないだろうか。
特に京都ビギナーにお薦めできる場所。

高台寺

高台寺。アイテムの種類には事欠かないが、写真映えのする景色を撮るのは結構難しい場所だと思う。焦点がぼやけやすい。

今日はここで終わろうかと思ったのだが、
やはり厳しい環境と戦ってこそ漢だろうと、
今日もライトアップに挑戦した。知恩院に向かう。
昨日の反省を踏まえ、三脚持参で夜の部開門30分前からスタンバイした。

知恩院

知恩院。枯山水のライトアップ。この写真の場所に足を踏み入れるなり、あちこちから嘆声が聞こえるほど、幽玄を感じる光景だったのだが・・。

慣れない夜間撮影はやはり難しかった。
だいたいの写真が露出オーバー気味になっていて、
またPCの前でがっかりしていた。
GRの場合、夜間でも明るくライトアップされていれば、
ISO100/f6.3で1秒もシャッターを開けていれば充分のようだ。

ああ。お腹いっぱい。

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November 23, 2006

紅葉リベンジ 

Category : 写真・flickr

鴨川

夜の鴨川。四条大橋から。

また紅葉を撮りに行った。
場所は京都の一乗寺エリア、丈山寺〜圓光寺。

今日も充分色づいていたが、
このエリア、紅葉は明日、明後日くらいがピークだろう。

丈山寺

詩仙堂 丈山寺。ここは狭いけど、落ち着きのある好スポット。

人の多い所にわざわざ行くのだから
愚痴るのは間違っているが、片田舎にほんと人来過ぎ。
揃いも揃ってパシャパシャやっていたが、
皆、いい写真は撮れたのだろうか。
私も100回以上シャッターを切ったが、
天気が悪い上、夜間ライトアップ狙いで午後遅く行ったものだから
光量が足りず、日中に撮った写真も殆どゴミ箱行きになった。
いわんや夜間の撮影をや。失敗ショットだらけだった。

圓光寺

瑞厳山 圓光寺。広告活動もお盛んなところ。鮨詰め状態でライトアップ演出を「見せられる」。喜多郎ちっくな音楽に合わせて照明が調光されるのだが、別段感心するにはあたらない。ワビサビに浸りたい人には不向きな場所。

失敗の原因は、シャッタースピードを稼ぐが為に絞りを開けすぎたこと。
すっとぼけてピンが来ない絵の連発でPCの前でがっかりしていた。
暗めでもきちんと絞りを落とし、
三脚を据えてゆっくりと撮らないと綺麗に仕上がらない。
まあ、特に圓光寺はとても三脚を立てるような雰囲気ではなかったが。

あと、個人的にはGR Digitalの真価はISO100以下で発揮されると思った。
今日はISO200で固定していたのだが、やはり少々ノイズが目立ち、
GR独特の精彩感を期待するとどうにも不満が残る。

反省を踏まえ、明日再リベンジ。でもまた天気悪そうなんだよね。

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November 18, 2006

被写体は何でも良かったんだけど 

Category : 写真・flickr

紅葉

全体的な紅葉度は三分染めといったところ。市内も鞍馬も変わらなかった。京都の見頃は11/25くらいと想定。その次の週くらいに、運が良ければ綺麗な紅葉絨毯が見られるのでは。

デジカメを持って出歩きたくて、
ずっとうずうずと平日を送っていたのだが、
ようやく辿り着いた週末は生憎の曇り空だ。

悔しいがこればかりは仕方ないので
予定通り紅葉を見に行ってきた。
ルートは南禅寺〜安楽寺〜貴船神社。
貴船で夜間ライトアップまで粘るつもりだったが、
雨まで降ってきたので断念。

南禅寺。このカメラ女性は紅葉なんてさっぱり諦めている。

南禅寺

南禅寺にて。やっぱり広角レンズは歪むなあ。

安楽寺。境内の内庭。

安楽寺

住蓮山 安楽寺にて。全然紅くないじゃん。

貴船神社。山中は紅葉が少しは早いかと思っていたが・・。

貴船神社

貴船神社にて。やっぱりあんまり紅くないじゃん。

どこも人、人で凄い混み具合だった。
貴船に向かう叡山電車の中も尋常じゃなかった。
桜といい、赤いものに対し異常に興味が向かうのは、
日本人独特の現象なのだろうか?
「全然紅くねえし・・」と悔しがりながら、そんなことを思った。

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November 5, 2006

GR Digitalを購入した理由 

Category : 写真・flickr

Amazonで発注していたGR DIGITALが届いた。
待つにはとても長い一ヶ月だった。
¥61800にキャッシュバック¥5000。安くなったものだ。
発売初期には¥80000くらいはしたはずだ。

GRD

GR DIGITAL。うむ。GRをGRで撮りたい。

一年以上前の発売当初からこのカメラの存在は知っていたが、
「ズームが無くて地味な割に高いカメラ」くらいの印象しかなかった。
しかし、何度かヨドバシで実機に触れていくうちに
私の中でどんどんこのカメラの存在感が膨れ上がっていき、
最後の方にはどうにも辛抱たまらん状態で、GRGRGRええいままよと
「カートに入れる」ボタンを押してしまった。

一体、GRの何処に惹き付けられたのか。

安っぽいのかハイグレードなのか判断しかねる微妙な外観、
決して充実しているといえない機能、
ファインダーが無い、望遠が無いという明白な欠損、
いざ使ってみるとマクロ時の合焦は遅いわジージーとうるさいわ、
それでもこのカメラは充分アトラクティブだ。

ごく素直に「写真を作り込みたい」、と感じさせてくれるからだと思う。

絞り、シャッタースピードがダイヤルでコリコリと操作できる。
これは想像以上に快適。露出もフィルム感度もダイヤル操作可能。
そして操作結果はリアルタイムに液晶画面に反映される。わかりやすい。
初心者でも、写真を作り込もうという意欲が湧く操作性である。
「こんな機能あります」「こんなこともできます」だけでは駄目なのだ。

あと使ってみて感じるのが、絶妙な重量感、ホールド感。
外側のカタチだけの話と思いきや、これは結構馬鹿にできない要素。
シャッタースピード1/4sec.でも、案外ブレない。
使いやすい=軽くて小さい、というわけではないことを再認識した。
GRって手振れ補正ないからダメじゃん、などという意見も聞くが、
それは案外大丈夫じゃないかな、と思う。

そしてできあがるのがクリアな画。
GRレンズの明るさは実際にPCに取り込んでみて初めて実感できる。
MinF値2.4は伊達ではない。
ディテールの丁寧な描写は、上品という表現が最も相応しい。
鮮やかさや解像感を声高に主張するわけでもなく、
見えたものを当たり前に写し込むさりげないところが、いい。

写真を撮ることは愉しいもんだよ、
ということをこのカメラは教えてくれるように思う。

まとめると、

・カメラはズボンのポケットに入らないと意味ないし
・ひととおりのマニュアル撮影ができないと
・35mmが最近窮屈でかなわん
・ズームってぶっちゃけ使わないよね、失敗多いし

って人に薦められるカメラだと思う。

逆に、他のカメラで上記条件を満たすのは、私の知る限り、
・Panasonic DMC-LX2
(レンズ部の突起、外付けレンズキャップ<←嫌いなのだ>で躊躇)
・RICOH GX8
(面白そうなカメラだが、液晶がかなり見にくい。玄人向き?)
(11/18追記)・CANON IXY DIGITAL 900 IS
(チェック漏れ。選択肢の一つではあるが・・)
くらいしかないのでは?

ケーキ

紅芋のケーキ。少しピンボケ。1/13s f/2.8 ISO154。

鴨川沿い

鴨川沿い川端通り。1/250s f/2.4 ISO100。

河原町御池

河原町御池。三脚無しでも結構大丈夫。1/5s f/2.4 ISO100。

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